82歳の祖母は5度目の冥途の土産を満喫中

私の周りで一番健康な人で真っ先に思い浮かべるのは、父方の82歳の祖母です。3年前に祖父が他界した後ますます元気になった様子。毎日アサヒスーパードライを2本飲み、肉も魚ももりもり食べる。

 

彼女の元気の秘訣を考察してみたいと思います。

 

1.太っていること
身長150センチ体重65キロ。小柄で太め。私が幼い頃からほとんど体型が変わりません。膝が痛いなら痩せようよと言うと「デブの方がシワが目立たないんだ」と言い返されますが、最近は老人はある程度太ってる方が健康にいいのではないかと思うようになりました。

 

先日桂歌丸さんが痩せすぎで腸閉塞を起こして入院しているとニュースになったばかりですね。脂肪がついている=体力が温存できるということなのでしょうか。高血圧の薬は欠かせませんが大病の経験はありません。

 

2.歯が丈夫
歯科医院に置いてある雑誌に老人ホームで歯の検診とクリーニングをしている歯科衛生士の記事がありました。口腔内を綺麗に保っているお年寄りの方が、病気になるリスクが下がるとのことでした。

 

私の祖母も歯はすべて自前で虫歯もほとんどありません。なので肉も魚もしっかりと噛んで食べることができます。私は母の弱い歯を受け継いでしまったのでうらやましい限りです。

 

3.人の悪口ばかり言う
要するにストレスを溜めないということです。かつてのマシンガントークは落ち着いたものの、口を開けばご近所の悪口ばかり。同居している叔母と従妹の不満ばかり。気の強い私の母は祖母に我慢できず10年前に家を出ました(現在は良好な関係です)。私が幼い頃、おつりをくれなかった露店のおじさんに文句を言いに出かけたのも祖母でした。

 

4.趣味と仲間
祖母は私の三味線の先生なのですが、彼女もいまだに週1回お稽古に通っています。3キロ程離れた隣町の師匠のところに、しかも自転車で!雨で教室を休んだ翌日は心配して仲間が訪ねてきます。その仲間も強者で祖母より年上なのですが、来るとあーだこーだ数時間おしゃべり。聞いていると悪口ばかりですが、楽しい老人たちだなと微笑ましくなります。

 

5.パトロンがいる
やはり健康な生活を送るには好きなことをすることが大事で、それにはお金が必要です。ですが祖母本人はお金持ちではありません。

 

なのに先日は金沢の有名な旅館に泊まってきたようです。そして今回は寝台特急に乗って北海道へ旅に出かけました。叔母の話だともう5回目の冥途の土産だとか。一緒に行くのは決まって祖母の10歳年下の裕福な妹です。

 

亡くなった祖父もそうでしたが、江戸っ子で職人気質の祖父も祖母も宵越しの金は持たない主義。若い時からお金が入れば着物を新調したりと金遣いが荒かったそうです。

 

本人は貯金がほとんどなく、収入は年金だけですがまるで気にしていない様子。今回の旅費も全額妹負担だというので恐れ入ります。

 

他にも健康な秘訣をあげるときりがありませんが、1〜5をまとめると持って生まれた身体の丈夫さとストレスを溜めない性格。
母は憎まれっ子世にはばかると言っていますがその通りだと思います。

 

最後に祖母の言葉を紹介します。
「戦争で亡くなった兄弟の分も長生きしたい」
この言葉に彼女の健康の一番の秘訣があるという気がします。

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