トリグリセリド

中性脂肪とは別名を「トリグリセリド」と呼ばれ、人間の体を動かすエネルギー源となる大切な物質ですが、大抵は、悪者扱いされて、健康診断の検査結果では「TG」などの記号で表示されています。

 

人間の体内には、中性脂肪、コレステロール、脂肪酸、リン脂質という4種類の脂肪があります。このうちの90%を中性脂肪が占めています。

 

中性脂肪はいつも悪者扱いされますが、中性脂肪はいざという時のためのエネルギーなのです。すぐに使われるエネルギーではなく、万が一エネルギーが不足したときに備えて肝臓や脂肪組織に蓄えられたものなのです。
また、内臓を守るクッション的な役割や、体温を一定に保つ働きもします。

ヒトの体は何もしていなくても、呼吸をしているだけでエネルギーを消費しています。

そのため、食事などから栄養素を体内に送り込んでいます。この供給が止まってしまうと、体内の活動も滞ってしまうことになります。そいういったときに中性脂肪が役立つのです。人は中性脂肪のエネルギーと水だけで、3日から1週間くらいであれば生き延びることができると言われます。

 

中性脂肪は、主に食物から体内に入った脂質が、生命維持活動に利用されて残ったエネルギーが中性脂肪となって蓄えらたものです。
また、中性脂肪は肝臓でも合成されており、炭水化物を多くとったり、飲酒によっても増加します。

中性脂肪と動脈硬化

動脈とは、心臓から送り出される酸素を多く含んだ血液が通る管です。この動脈が加齢とともにしなやかさを失い硬くなったり、傷ついたりしていくのですが、これを動脈硬化といいます。

 

この老化現象にさらに拍車をかけるのが、中性脂肪やコレステロールなどです。中性脂肪が直接、動脈硬化になる要因ではないのですが、善玉コレステロールを減らしてしまったり、悪玉コレステロールを増やす作用があるのです。

 

中性脂肪が高くなると、血液中の善玉コレステロールがどんどん減ってしまい、悪玉コレステロールが増え、ドロドロ血液になってしまいます。

 

脳の血流に問題が起こった場合は、脳梗塞や脳出血、脳卒中の症状が引き起こされてしまいます。

 

また、心臓に酸素を運んでいる部分の血流に問題が起きれば、狭心症になり、完全にふさがれてしまえば心筋梗塞という重大な病気を引き起こします。

太りやすい体質

テレビなどでよく見る「大食い大会」、太っている人ばかりかと思いきや、意外と痩せている人が多いですね。
同じものを同じだけ食べても太る人と太らない人がいるのはなぜでしょうか。

 

当然、運動量の多い人はたくさん食べても太らないのでしょうが、それ以外に消化吸収がいい体質であること、そして基礎代謝量が大きいタイプだからです。

 

基礎代謝というのは、生命維持のための最低必要なエネルギーのこと。人のからだは寝ていてもエネルギーは使われています。このエネルギーをたくさん使えば食べた物を溜めこまず、消化されていきます。

 

基礎代謝量が低い人は、太りやすいタイプということです。
食事や運動で基礎代謝量を大きくすることがとても大切です。

 

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