彼の悪気ない(だろう)一言でスイッチ入った!

わたしは今まで何度も何度も痩せようと思いました。
ウェストにくびれがあまりなくて、どちらかというと下半身太りです。
もう少しスタイルが良くなればなぁとずっと思っていました。
少しダイエットをしてすぐ挫折、というか気が済んでしまって長続きしません。
それというのも、わたしは普通体型でいわゆる中肉中背だったので体重や体脂肪率はあまり多くなくて、「本気で痩せよう!」と強く思うことはなかったのです。

 

ある日。
彼と一緒に寝ていると、布団の中で彼の手がもそもそとわたしの方へ伸びてきました。
彼はセクシーな声で「おしり」と言いました。
彼がおしりだと思って撫でていたのは、わたしの……ウェストでした。
彼に悪気はないのは分かっています。
悪いのは肉付きの良すぎたわたしのウェストです。
この彼の一言でわたしの本気スイッチは入りました。

 

ちょうど会社の健康診断があったので、まずは自分の体の数値をチェックしました。
気になったのは体脂肪率です。
34%というと「軽肥満」の一歩手前です。
今までなら気にしませんでしたが、本気スイッチが入ったわたしには大きな問題でした。

 

目標は標準の真ん中くらいである25%です。
3時のおやつをなくして、好きなお酒も控えて、ご飯などの炭水化物を抑えて、カロリー計算と運動を毎日欠かさず行いました。
食事の量を減らすとそれがストレスとなって逆効果になると思い、野菜やこんにゃくや豆腐を大量に食べることにしました。
量自体はダイエットを始める前よりも多いくらいかも知れません。

 

辛かったのは最初の1週間でした。
3日目あたりからご飯を山盛りで食べたくなったり、肉を食べたくなったり。
タイミング悪く5日目に会社の飲み会があり、暴飲暴食をしてしまって、翌朝、自己嫌悪に陥りました。
でもそれがバネになってダイエットを成功させることができたと今では思っています。
ことわざにある「人生、塞翁が馬」というのはこのことでしょう。

 

その後も無理をしないということを念頭にダイエットを続けました。
1〜2ヶ月目は体脂肪率も体重もウェストのお肉も、一進一退であまり変わりませんでした。
急に減ったのは3ヶ月目のことです。
ちょうど春になって暖かくなり、薄着になってくる季節でした。
人から聞いたところでは寒い時期は体が脂肪を蓄えようとするからなかなか痩せないとか。
脂肪がつきやすい期間に脂肪となりそうなものの摂取を控えた結果、まるでさなぎから蝶へ脱皮するかのように……は言い過ぎですが、実感としてはするするっと体脂肪が減っていったのです。
ただウェストのサイズはあまり細くはなりませんでしたが、引きしまった分だけスリムになった感じがしました。

 

そんなある日。
ベッドの中で彼の手があたしの方へ伸びてきました。
ウェストのあたりへ手をするりと回すとぎゅっと抱きしめられました。
ここしばらく、よく彼はこういう行為をします。
きっとウェスト周りがスリムになって触り心地が良くなったんだと思います。
そういうことこそ、ちゃんと言って欲しいんですけどね。

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